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2018.05.01
ずっとずっと忘れない

みなさんこんにちは。管理者の久保田です。

いかがお過ごしですか?

今回は、ちょっと長いお話になります。

 

今日は、「一生忘れないだろう」と感じた出来事についてお伝えしたいと思います。

先日、お亡くなりになった利用者様についてです。

約2年前からお伺いしていました。

もともとは、嚥下訓練や体調管理で介入していましたが、途中でガンが見つかり、ガン末期の闘病生活を送っておられました。

水分出納コントロールの難しい方で、何となく咳が出始め心不全の様になったと思い、点滴量を減らし利尿剤を使うと、一気に脱水になり元気がなくなってしまう方でした。

主介護者であるお嫁様と主治医と、この許容範囲の狭さの中どう水分をコントロールするか、相談しては頭を抱えてきました。

そんな利用者様が、先日お亡くなりになりました。

ご家族のサポートのもと、家で静かに息を引き取られました。

実は亡くなる前、ご本人とご家族で、目標を3つたてていました。

「ここまでは生きよう」と決めたのが、

お孫さんの3月の高校合格発表を見届けること、桜を見に行く事、制服姿を見ること、でした。

桜を外へ見に行くことは難しかったものの、無事高校合格を迎え、制服姿も見ることができました。

目標達成後は、安心されたのか徐々に体力が低下し、最期は奥様・お嫁様・息子様の在宅中に、家で息を引き取られました。

亡くなられた後、ご家族皆と私で、体拭きをしました。昔着ていたスーツに腕を通し、ネクタイを息子様がしめました。

パジャマ姿しか見たことが無かったのですが、スーツ姿は、それはそれは素敵で、凛々しくカッコよい姿でした。

ご本人の「家がいい」という思いを尊重して、ひたむきに介護されてきたご家族も、

ご本人のスーツ姿に、懐かしさと悲しさが混ざったような気持ちで、「かっこいいよ」と伝えられていました。

 

この方は、「最期までその人らしく」過ごすことができたように感じます。

ご家族や医師、私たちやケアマネジャーによって尊厳が守られ、願い通り、家で最期を迎えることができました。

関わりや治療において、悩みは尽きませんでしたが、このような最期を迎えることができ、色々なことを勉強させていただきました。

凛としたスーツ姿はきっと、ずっとずっと私の心に焼き付いてるんだろうな~と感じています。

私たちGKの訪問看護ステーション一同は、利用者様がそれぞれの人生において、願う通りの生活を送ることができるよう、できる限りのお手伝いをしたいと考えています。

そのためにも、日々精進してまいります!

 

長くなりました。ありがとうございます。この流れで写真も見てください(*´з`)

脱水で垂れ下がった、事務所の植物、カラテア オルビフォリア(愛称:キャベツ)です。

お水をあげて、半日かけて復活しました。手前のボトルとの高さの違いを見てください。

植物の生きている様子、たまらないです(*´▽`*)

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