みなさんこんにちは。管理者の久保田です。
いかがお過ごしですか?
今回は、ちょっと長いお話になります。
今日は、「一生忘れないだろう」と感じた出来事についてお伝えしたいと思います。
先日、お亡くなりになった利用者様についてです。
約2年前からお伺いしていました。
もともとは、嚥下訓練や体調管理で介入していましたが、途中でガンが見つかり、ガン末期の闘病生活を送っておられました。
水分出納コントロールの難しい方で、何となく咳が出始め心不全の様になったと思い、点滴量を減らし利尿剤を使うと、一気に脱水になり元気がなくなってしまう方でした。
主介護者であるお嫁様と主治医と、この許容範囲の狭さの中どう水分をコントロールするか、相談しては頭を抱えてきました。
そんな利用者様が、先日お亡くなりになりました。
ご家族のサポートのもと、家で静かに息を引き取られました。
実は亡くなる前、ご本人とご家族で、目標を3つたてていました。
「ここまでは生きよう」と決めたのが、
お孫さんの3月の高校合格発表を見届けること、桜を見に行く事、制服姿を見ること、でした。
桜を外へ見に行くことは難しかったものの、無事高校合格を迎え、制服姿も見ることができました。
目標達成後は、安心されたのか徐々に体力が低下し、最期は奥様・お嫁様・息子様の在宅中に、家で息を引き取られました。
亡くなられた後、ご家族皆と私で、体拭きをしました。昔着ていたスーツに腕を通し、ネクタイを息子様がしめました。
パジャマ姿しか見たことが無かったのですが、スーツ姿は、それはそれは素敵で、凛々しくカッコよい姿でした。
ご本人の「家がいい」という思いを尊重して、ひたむきに介護されてきたご家族も、
ご本人のスーツ姿に、懐かしさと悲しさが混ざったような気持ちで、「かっこいいよ」と伝えられていました。
この方は、「最期までその人らしく」過ごすことができたように感じます。
ご家族や医師、私たちやケアマネジャーによって尊厳が守られ、願い通り、家で最期を迎えることができました。
関わりや治療において、悩みは尽きませんでしたが、このような最期を迎えることができ、色々なことを勉強させていただきました。
凛としたスーツ姿はきっと、ずっとずっと私の心に焼き付いてるんだろうな~と感じています。
私たちGKの訪問看護ステーション一同は、利用者様がそれぞれの人生において、願う通りの生活を送ることができるよう、できる限りのお手伝いをしたいと考えています。
そのためにも、日々精進してまいります!
長くなりました。ありがとうございます。この流れで写真も見てください(*´з`)
脱水で垂れ下がった、事務所の植物、カラテア オルビフォリア(愛称:キャベツ)です。
お水をあげて、半日かけて復活しました。手前のボトルとの高さの違いを見てください。
植物の生きている様子、たまらないです(*´▽`*)



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