こんにちは。作業療法士の加藤(♀)です。
先週の土曜日、山県市主催のYAMAGATA BASEでのイベントに子供と参加してきました。
美山にある旧北山小学校が今は交流センターになっていて、いろいろイベントをしているようです。
今回は、東京の雑誌編集者の方が講師になり、フィルムカメラで山県の自然を撮って楽しむ!というもの。
私は独身時代はカメラをやっていたものの、今はデジタルが急速に普及し、携帯でも手軽に画質のいい写真がとれるため、フィルムカメラなんてもう10年以上も触れていませんでした。久々のフィルムカメラにドキドキしつつ、子供に「お母さん、これ、撮ったやつどこで見るの?」(液晶画面のこと)と聞かれ説明に困ったり、講師が若い人たちに「これがネガって言います。写真屋さんで現像ということをしてもらいます」なんて説明していて、ジェネレーションギャップを感じたりしつつ、あっという間に1日が過ぎました。
本当に自然が豊かで、素敵なところでした。

↑ これはiPhoneで撮ったものですが、こんなとこでした^^。
今は携帯で手軽に写真が撮れる時代。そんな時代にあえてフィルムで撮る。
でも、やっぱり質感が違う。色や、醸し出す雰囲気が、違う。

↑ あまりわからないかもですが、フィルム写真をスキャンしたものです。
それよりも、講師の先生がおっしゃってたのが、
「1枚に込める想いが違う。プロセスが残る。そして、カタチに残る」というようなお話。
”フィルム写真は、その場で撮った画像が確認できない。ちゃんと撮れているのかさえ不明。そして枚数に限りがある。だから、1枚1枚、すごく吟味して撮ったりします。だから、思い出に残りやすい”
デジタルは何枚でも撮れて、その中から選べる。結果だけを追い求めれば、今は画像編集もいっぱいあって、すぐに手に入る。デジタルは編集が容易。誰でもある程度の知識と材料があれば、素晴らしい画像が完成する。
もちろんそれも表現の幅が広がり、素晴らしいことです。
でも、フィルムカメラのように、いい瞬間を狙って、角度や配置、アップで撮るのか、すごくその瞬間を感じてシャッターを押すと、その時の情景や、感じた想い、匂いなんかも思い出となって記憶に残ったりする。またフィルムは、現像・プリントするまで結果が見れず、少し時間が経ってから見てその時を思い出す為、記憶により残りやすい(人の記憶は少し時間が経ってから思いだすことで記憶が定着しやすくなります。学習も復習が大切というのはここからきています)のかもしれないです。
そういう写真は、うまく撮れていなくても、ボケててもブレてても、それさえも良い思い出になって、「思い出の写真」になりやすい気がします。
結局、写真で何を得たかったか、ですよね。
ただキレイな写真を残したいのか、思い出として残しておきたいのか。
写真だけでなく、これからの時代、結果だけでなくその過程で、何を感じたのか、何を経験したのかが、もっと重要になる気がします。
どんどん技術が進歩していけば、テクノロジーで簡単に結果が手に入る時代になっていく。近い未来、ほとんどの仕事はAIに取って変わられると言われますが、やっぱり心を動かすのは、人と人でしかないのかなと思っています。
リハビリでもそうです。結果だけを求めれば、いろんな機器やトレーニングマシーン、装具などが発達して、歩けない人が歩けたり、移動できない人が簡単に移動できたりということが簡単にできる時代が来るかもしれない。歩く必要さえなく何でも手に入るようになるかもしれない。
でも、それで、何がしたいか。なにを感じたいのか。その結果だけが幸せとは言えないんじゃないかと思っています。
それに至るプロセスだったり、それによって生まれる人との関わりだったりとか。そういうものを結局人って求めていくんじゃないかと思ったりしています。
そんなことをつらつらと思った週末でした。
想いを大切にできる、そんな人間になりたいな、と改めて思いつつ、テクノロジーに置いて行かれないように、新しい技術や情報も常に収集して、浦島太郎にならないようについていこうとおもうのでした^^;
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