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2016.05.10
ホメオスタシス ~人は変化を嫌がります~

ホメオスタシスとは・・・

生物において,その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。

と辞書には載っています。

 

気温が高くなると汗がでるのは,汗が蒸発するときの気化熱で体を冷まし,体温の上昇を防ぐためです。

寒くなると震えるのは,筋肉を小刻みに動かすことで熱を出し,寒さで体温が低下するのを防ぐためです。

 

このように人間の身体は,常に一定を望みます

呼吸も心拍数も乱れることを極端に嫌がります。

人間はその身体構造から本能的に「変化」を嫌がる性質を持っているのです。

人は「変化」を嫌がります。

 

訪問リハにおいても,同じような場面があります。

訪問先の玄関にて・・・

「その上がり方,危なくない??こうする方が安全じゃない?

ってか,ここに手すりあるよ。タオルかかってるけど・・・使った方が楽じゃない??」

「そんなもん,誰かが付けた方が良いって言っとったもんで,昔付けたんだわ!

ほんでも,ワシは昔からこの下駄箱に掴まって上がっとるんやで,そんなもんいらへんわ!」

 

人は「変化」を嫌がります。

正しいことが,その人にとっても正しいこととは限りません。

きっと,それが「その人らしさ」。

そんなことも頭に入れながら,今日もリハビリテーションのお手伝いに行ってきます。

 

岡島

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